今日はいい日だ。
仕事も順調。
前々から買収しようと思っていた島が手に入った。
目障りだと思っていた海賊団はつぶれた。
なんていい日なんだろう!!
ドンキーホーテ・ドフラミンゴは意気揚々と自室へと続く廊下を歩く。
何人かの部下とすれ違う。
二言三言会話をするとまた歩き出す。
どの部下も順調です、と言った。
自室の扉が見えてきた。
正確には自室の扉は何者かによって粉々になっていたから扉なんて見えなかったのだが。
扉の前にいるはずの見張りは気絶させられていた。
自室には重要な書類や海図、宝などが置いてある。
ドフラミンゴは青ざめた。
「おー、遅かったなー。」
「ドフラミンゴ、もっといい酒は無いのか。」
「あ、お邪魔してますー」
そこにはドフラミンゴの元部下、トラファルガー・ローとハートの海賊団幹部がなんともだらしなくくつろいでいた。
ローはベッドの上でベポと戯れていて、キャスケットは給仕に出してもらったお菓子を食べながらゲームをしている。
ペンギンにいたっては、ドフラミンゴが取っておいた年代もののウイスキーを何本もあけている。
「・・・なにやってる。」
「は?見てわかんねぇのか?金と食料もらいに来た。」
「帰れ。あほかテメェは。なんでオレがそんなことしなくちゃなんねぇんだ。」
「言っとくけどくれるまでかえんねーからな。お前のお気に入りの酒は片っ端から無くなるぞ。ペンギンはザルだからな。」
「・・・帰れ。それとペンギンは今すぐ飲むのをやめろ。ローとベポはベッドから降りろ。キャスケットは菓子をボロボロ落とすのをやめろ。」
「オレに、つーかオレ達に命令すんな。」
一向に終わらない押し問答。
さっきまで最高だった気分はこいつらの所為でとっくの昔に台無しになっている。
(・・・かなり気にくわねーがさっさと帰ってもらわねーと・・・俺の酒が消える・・・!!!)
「分かった、今用意させるから飲むのをやめろ。・・・ちょ、ほんと頼むから!!」
「やー助かった助かった。サンキューな、ドフラミンゴ!また来るからな!!」
「いや、一生こなくていい。連絡もいらねーからさっさと帰れ」
これが春吉の限界です。
誰か文章力くれ。
しかもドフラのしゃべり方分からんし。
[3回]
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